シャロータイプエギとは
エギには沈下速度の違いで複数のタイプがあります。
| タイプ | 沈下速度(目安) | 水深目安 |
|---|---|---|
| ディープ | 約2〜2.5秒/m | 10m以上の深場 |
| ベーシック(標準) | 約3〜3.5秒/m | 3〜10m |
| シャロー | 約5〜6秒/m | 1〜4m |
| スーパーシャロー | 約8〜10秒/m | 1m以下 |
シャロータイプは標準タイプより倍近くゆっくり沈む設計です。
シャロータイプを使うべき状況
1. 藻場・海草が多い場所
標準タイプのエギは藻場では沈みすぎて藻に引っかかります。シャロータイプなら藻の上をゆっくりただよわせることができ、根掛かりを大幅に減らせます。
春のアオリイカの産卵場所は藻場です。 産卵に来た大型アオリイカを藻場で狙うにはシャロータイプが必須です。
2. 水深が浅い場所(シャローエリア)
水深1〜3mの浅い漁港・堤防・干潟でも標準タイプでは底をズルズルと引きずってしまいます。シャロータイプで適切なレンジをキープして探りましょう。
3. 春の低活性・スレたイカ
標準タイプの速いフォールに反応しないスレたアオリイカも、シャロータイプのゆっくりフォールには反応することがあります。
低活性時はフォール時間を長く取ることが重要で、シャロータイプは自然にこれを実現できます。
4. 春イカ専用
春の大型アオリイカは警戒心が強く、速い動きには反応しにくいです。シャロータイプのスローフォールでじっくり見せることで、大型を誘い出せます。
シャロータイプの使い方
基本的な操作
シャロータイプでも基本操作は標準タイプと同じです。ただし以下の点が変わります。
フォール時間を長くする 標準タイプの10〜20秒より長く、20〜40秒フォールさせることが多いです。
シャクリは軽めに ゆっくり誘う釣りなので、シャクリを強くする必要はありません。軽く1〜2回シャクってじっくりフォールさせるリズムが有効です。
藻場での使い方
- 藻場の上にキャスト
- 着水後、すぐにラインを張って藻の上を漂わせる
- 軽くシャクって藻の上でダートさせる
- ゆっくりフォールさせて藻に触れさせないよう注意
- アタリはフォール中に集中
スーパーシャローとシャローの使い分け
シャロー(約5〜6秒/m)
- 水深1〜3mの浅場
- 藻の上をゆっくり誘う
- 標準的な浅場エギング
スーパーシャロー(約8〜10秒/m)
- 水深50cm〜1m以下
- 藻の密集した場所
- 春の最浅場専用
- 「藻の表面をなぞる」ような超スローアプローチ
おすすめシャロータイプエギ
ヤマシタ エギ王K シャロー
エギ王Kのシャローバージョン。定番の釣れるシルエットにスローフォールを組み合わせた藻場の定番モデル。
使うシーン: 春の藻場・水深2〜4mの浅場
ヤマシタ エギ王K スーパーシャロー
さらに遅い沈下速度の超シャロー専用モデル。水面直下〜1mの藻の上を攻めるための特化モデル。
使うシーン: 水深1m以下の超浅場・密集した藻場
ダイワ エメラルダス ステイ(シャロータイプ)
ダイワのスローフォール専用エギ。超低活性のスレたアオリイカへの切り札として有名。
使うシーン: 低活性・プレッシャーが高い漁港・スレたイカ
よくある誤解
「シャロータイプは浅場専用」→ 間違い
深場でもシャロータイプは使えます。深場でも活性が低いときやじっくり見せたいときはシャロータイプが有効です。
逆に浅場でも標準タイプが有効なこともあります。シャロータイプを「浅場専用」と思い込まず、状況に合わせて使い分けましょう。
まとめ
シャロータイプが必須になる状況:
- 藻場が多い場所(根掛かり回避)
- 春の浅場(産卵前の大型狙い)
- 低活性・スレたイカ(じっくり見せる)
タックルボックスにベーシック2〜3本+シャロー1〜2本を用意しておけば、ほぼ全ての状況に対応できます。
エギングタックル一式はAI診断でご確認ください。